業 績
何はともあれ、会社の今後の株価の推移に直接影響を与える要素がこの業績になります。
具体的には、売上高、営業利益、経常利益、利益が業績を判断する上での主要項目となります。
この項目には次の関係があります。
営業損益関係
売上高 - 売上原価 - 営業費用 = 営業利益
営業外損益関係
営業利益 + 営業外収益 - 営業外費用 = 経常利益
純損益関係
経常利益 + 特別利益 - 特別損失 = 税引前利益 - 法人税 =当期純利益
株価とは「投資家の意思」とも言えますが、最も着目すべき事は、 「利益」です。
しかし、「利益」の要素は本業の業績(営業利益)と財務の健全性(経常利益)であり、本業の業績の源泉は売上高となりますので、上記の主要項目が業績を判断する上での基本となります。
なお、このような業績は決算発表として年1回、4半期発表は3ヶ月毎に各企業が公表しています。
また、アナリストやエコノミストと呼ばれる専門家も独自取材を盛んに行っており、決算発表や今後の業績に関する様々な情報が詳しく事前に報道されています。
このため、各企業の発表内容が事前予想を超えた時は、「サプライズ材料」と呼ばれ、株価暴騰や「ストップ高」(株値が値幅制限の高値に達した事を言います。)に至る場合があります。
反対に、事前予想と同じ場合や逆に下回った場合には、株価暴落や「ストップ安」「株値が値幅制限の低値に達した事を言います。)を招いたりする事もあります。
以上のことから、あなたが買い候補とすべき銘柄は、言うまでもなく業績の項目が前年度より向上した銘柄になります。
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