株主資本利益率(ROE)

当期純利益÷(前期末株主資本+当期末株主資本)÷2×100(%)

株式会社の業績を表す財務諸表に「貸借対照表」がありますが、この表の右下に「資本」の部があります。 「資本」の部の内容は、株主の払込金である資本金及び資本準備金と、過年度からの利益の蓄積である利益準備金及びその他剰余金ですが、この部分は他人に支払う必要の無い項目です。

「自己資本」「純資産」の部とも呼ばれる部分であり、この企業を支えている株主の物である事から、これを「株主資本」と呼びます。

「株主資本」は、たとえて言うならば企業の「体力」になります。

「株主資本」を利益を上げるための原動力と考えた場合は、「株主資本」は企業が利益を上げるために費やした「コスト」とも言えます。

そこで、この指標は株主資本という「コスト」を投下して1年間にどれだけの利益を回収できたか、すなわち、株主資本に対する利回りを表しますので、この指標が上昇傾向にあれば、間違いなく株価に好影響を与えます。

なお、この指標を用いて判断する場合は、半期ごとの推移をチェックする事が重要です。

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