権利落ち銘柄を売買する

配当の権利や株主優待の権利を得る説明の中で一部触れましたが、これらの権利を得られる最終日の翌日の銘柄をこのように呼びます。

○権利落ち銘柄を購入するメリット

最大の利点は株価が下がるので手頃な価格で購入できることです。

配当が出る銘柄の場合は配当分の価格が下がります。

また、権利を確定した購入者が売りに出るので、更に価格が下がります。

しかし、やがて株価は本来の市場価格に戻りますので、その分の利幅を狙うのです。

○株式分割時の権利落ち

株価が下がる最大の権利落ちは株式分割時の権利落ちとなります。

これは、株式分割数分の価格になりますので、非常に割安な価格になります。

その上、株式分割後から子株が還流(市場に流通し始める)するまでに約60日を必要として、その間は子株が無い一時的な株不足の状態で取引されるので、株価が上昇する事になります。

このため、権利落ち後から買いを入れて子株還流目前で売却する手法がよく行われます。

なお、銘柄によっては上記のような動きを見せない場合もありますので、よく確認することが必要です。

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