配当金の権利を得る
配当金とは株を所有している人たちに対して、会社の業績に応じて余剰金の一部を分配するお金を指します。
○どのくらいもらえるか
例えば、トヨタ自動車(7203)の場合では、年間配当額が65円でした。
トヨタ自動車の単元は100株ですので得られる金額は、100株X65円=6500円となります。
更にそのまま1年間持ち続けると年間配当額が同じ場合は再び6500円がもらえます。
通常は周知される配当金は1年の総額なのでトヨタ自動車の場合は中間配当が25円ありましたので期末決算では残りの40円分の 100株X40円=4000円を得られることになります。
実際の受け取りは信託銀行より配当通知書が届きますので指定金融機関で受け取ります。
配当金の金額は毎年の業績で決まりますので、その予想配当金額は決算時期に周知されます。
○配当金をもらうための条件
配当金を得るためには、その権利を得ることが必要となります。
そのためには、その権利が確定する期限まで株を所有することが必要となります。
この期限を「権利確定日(けんりかくていび)」と言います。
つまり、権利確定日前後に株を取得している事が必要なのです。
(権利確定日は決算月(けっさんつき)の月末の5営業日前となります。)
○配当金の良い銘柄
実は、株主に分配される配当金は会社によって様々です。
したがって、配当金の取得を目指すのであれば、より高額の配当金を分配する銘柄を購入すべきです。
2005年に話題になったライブドアとフジテレビのTOBで配当金を見直す企業が続出して、投資家にとっては好ましい環境になりました。
配当金が高い銘柄は次のように探します。
・会社四季報等の情報誌から情報を収集する
CD-ROM版などでは、スクリーニング機能が用意されていますので、この機能などで、
有望銘柄を抽出します。
また、企業の決算が集中する3月9月頃には関連雑誌がより多く発行されますのでこのような
記事を参考にするのも良いでしょう。
・インターネット等から情報を収集する
証券会社の投資情報コーナー、Yahoo等の著名なサイトでは、スクリーニング機能を
提供している場合がありますので、このような機能を活用して有望銘柄を抽出します。
また、配当金に着目した著名な個人サイトでも同様の情報を提供している物がありますので、
このようなサイトを活用して、有望銘柄を抽出します。
目指せ配当金生活
・株式関連の専門紙等から情報を収集する
株式関連の日刊紙等でも特に企業の決算が集中する3月や9月頃には記事として取り上げる
事が多いので、このような記事を参考にします。
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