株の購入手順
(あなたが投資家になる瞬間)
こうして、あなたは始めての株を購入する為の用意が全て整いました。
それでは、証券会社のホームページにログインして株の購入を行ってみましょう。
購入する銘柄コードと銘柄名:1719(「大盛工業」、東証2部)
必要資金: 65000 円(1株 65 円 X 100 株 X 10 単位)
①証券会社のホームページにログインします。
ここでは、専用口座を開設した証券会社のサイトをPC画面から開きます。
あなたのログインIDとパスワードを正しく入力してログインします。
すると、会員専用の株式購入用画面が表示されます。
②「銘柄コード検索」であなたが購入したい銘柄の銘柄コードを入力して
「検索ボタン」をクリックします。
③「株式買付注文受付」画面で指定が必要な項目を入力します。
主な指定項目を説明します。
●注文方法
売買価格に関する指定です。
・成行(なりゆき):
売買価格を指定しない購入方法です。
市場で売買が成立している場合であなたが注文を出した時に売買が成立すれば
その時の価格が売買価格となります。
なお、その銘柄の売買が取引時間を過ぎても、まだ一度も成立していない状態を
「気配」と言いますが、そのままその日の取引時間を終えた場合は、
あなたの注文は無効となります。
・指値(さしね) :
売買価格を指定する購入方法です。
市場での売買が指値で指定した価格で行われた時にのみ、その株を購入できます。
なお、次のような注文方法が可能な証券会社もあります。
・指成(さしなり):
午前または午後の売買が終了するまでは、売買する価格は指定しますが、
その価格で購入できなかった場合は、売買が終了する時の売買価格で購入することです。
・逆指値(ぎゃくさしね):
価格が指定した価格以上になったら「買い」、価格が指定した価格以下になったら
「売り」を発注します。
・±指値(プラスマイナスさしね):
株の値段が指定した値段より±指値になったら発注します。
●執行条件
証券市場の取引時間のどのタイミングで売買してもらうかの注文の有効期間に関する指定です。
・寄付(よりつき):午前または午後の取引開始時のみ有効です。
・引け(ひけ ):午前または午後の取引終了時のみ有効です。
・本日中 :午後の取引終了まで有効です。
・出合(であい) :この注文の有効期間を具体的に指定します。
④買付注文の確認と注文
買い付け時の指定内容を再度確認して「執行」ボタンをクリックします。
⑤注文状況の確認
この画面では以下のことを特に確認します。
・買付注文が発注されているか。
・買い付け時の指定内容で発注されているか。
⑥発注物件の約定の有無
⑦保有銘柄の確認
発注した銘柄の情報が表示されていると思います。
これが、あなたが株の所有者であり投資家になった状態です。
なお、株の売却は「売り注文」から売却します。(説明は省略します。)
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