新興企業市場

 「JASDAQ」と「マザーズ」などは「新興企業市場」と呼ばれています。

 これは、これらの市場が上場対象としている会社として、将来成長が期待される新興企業で、このような企業に対して早期の資金調達の機会を提供する事を目的としたからです。

 例えば、東証マザーズではこの理念は以下の制度で具現化しています。

①市場での流動性の確保
 以下の項目に関する3つの基準を設定することで、上場後の流動性を確保しています。

 ・上場までの公募数
 ・上場後の公募数
 ・上場日における時価総額

②上場までの迅速化
 ・マザーズの審査期間は短縮化を図られています。(約1ケ月半)
  (市場1・2部の審査期間は通常約3ケ月程度を要します。)
 ・市場1・2部で提出が義務化されている書類の提出が省略されています。

③市場の透明性の確保
 ・市場1・2部で義務付けられている制度に加えて以下の項目を義務付けています。

 ・四半期業績の公表
 ・会社説明会の開催

  この施策で、会社の業績等に関するディスクローズ(情報開示)を進め、市場の透明性の向上を図っています。

 さて、あなたはこれらの市場で株を売買することになるのですが、買った株の値段がなぜ上がったり下がったりするのでしょうか。
 その仕組みを次に説明します。